2020年2月4日(火)
ワークスペースのある住まい
住まいのプランニングの際には、LDK内に造り付けのワークスペースをよくご提案しています。
子供部屋が一人一室ある場合でも、本格的に使うのは意外と大きくなってからだったりするもの。お子様が小学生くらいまでの間は、遊びはもちろん勉強も家族のいる場所で一緒にすることが多いのではないでしょうか。
そんな時にもおすすめなのが、LDK内に設けるワークスペースです。
キッチンの背面収納と横並びでデスクを設けたお住まい。
キッチンの隣にこんなスペースがあると、料理や家事をしているときもすぐ近くでお子様が勉強できるので、様子がわかって安心です。
お話しながら勉強できて、お子様も宿題が苦にならないかもしれませんね。
デスクの納まりはLDKの間取りに合わせていろいろな形が考えられます。
広くスペースを取れる時は足元の一部を収納にすると、広がりがちな小物を何かと収納できて便利。
実際のお打合せでは、パソコンやプリンターの置き場所、スマホの充電の定位置などもお話しながら、棚やコンセントの位置・数などを決めていきます。それぞれの暮らし方に合わせて作っていけるのは、造作家具ならではのよさです。
階段下のスペースをデスクとして利用したパターン。
階段の段板やデスク、柱などの縦横の木のラインが視覚的にも面白い空間となっています。
デスクの上部に作り付けの本棚を設けることもおすすめです。
後から床に本棚を置くよりスペースを有効に使えて、空間にすっきりと納まります。
またLDK内のワークスペースだけでなく、趣味や仕事の場所として、住まいのどこかに書斎を作りたいというご要望も多くいただきます。
長岡モデルハウスの書斎コーナー。
壁付けの本棚に手元を照らすライトを組み込み、デスクの正面は写真や絵を気軽に貼れるコルクボードで仕上げました。
床は普段からおすすめしているナラの無垢床。無垢らしい木の質感と共に硬さも十分にあるため、キャスター付きの椅子でも傷になりにくく気兼ねなく使えます。
書斎は個室として作る以外にも、断熱・気密を高めた住まいでは家全体が暖かく・涼しく保たれるため、2階のホールの一角などに設けることもおすすめです。
壁や建具で仕切らないため大きなスペースでなくても広がりを感じやすく、家族の共有の場所として使うこともできます。
こんな風に個室の書斎にした場合は、こもる楽しさを感じられてまた別の良さがありますね。
人の気配を感じながら、それぞれに過ごす心地よさ。
お子様のいるご家族、また大人だけのご家族でも、住まいの中にたくさんの居場所が出来る「ワークスペース」をご提案しています。
/hasegawa