自社大工による確かな施工
大切な家づくりを担うのは自社大工・専属大工。現場担当者と密に連携をとりながら、家の細かなところも丁寧に仕上げます。性能面を考えるときも、計画段階で計算できる断熱性能と違い、高い気密を確保するためには現場での施工精度が欠かせません。これを実現しているのもまた大工の手です。
古くから家をはじめとする建築に用いられてきた「木」。木材は加工性がよく軽量で、重量に対して強度があるとてもバランスの取れた建材で、熱を伝えにくい性質や調湿性、肌触りのよさ、仕上げとしての美しさといった特性も備えています。長く受け継がれてきた木造の技術や木の特性を生かすことで、強さと心地よさの両立する家をつくります。
イエライフでは、間取やデザインの自由度が高く増改築への対応もしやすい木造軸組工法で家を建てています。長く技術が育まれてきたこの工法に、一棟ごとの構造計算、接合部を補強する金物、地震等の水平力に対応する耐力面材といった現代の技術を組み合わせ、いざという時にも人と暮らしを守る強い木の家をつくります。
色合いや木目の出方、見た目から受ける印象、硬さなど樹種によってそれぞれに特性がある木。適材適所に木を用い、単に多く使うのではなく、デザインや他の素材とのバランスを大切に、普遍的な美しさのある木の家づくりをしています。
住まいの居心地をつくるのは決して間取りだけではありません。素材は空間をつくる大切な要素の一つ。光をやわらかに反射し家の中に陰影を作り出す自然素材には、空間を心地よくする力があると考えています。無垢の木をはじめ、人が感覚として心地よいと思える素材を用い、長く暮らす間の経年変化も楽しめる家づくりを目指しています。
乱尺張りのナラ無垢床が基本仕様です。天然木の温もりがあり、比較的キズの付きにくい充分な強度があります。
亜麻仁油を中心とした天然の材料から製造された床材。高い耐久性と抗菌効果のある素材で、洗面やトイレの床材として使用します。
火山噴出物シラスを主原料としたシラス壁。調湿・消臭機能に優れ、化学物質を一切使用しない健康建材。左官職人が施工します。
チャフウォールはホタテの貝殻粉末を原料とした塗料であり、壁や天井に塗装します。ホルムアルデヒトや他のVOCを吸着・分解します。
和紙壁紙は吸放湿性のある建材で、和紙のもつ独特の素材感や柔らかい風合いがあります。比較的安価でリフォーム時は重ね貼りが可能。
タイルは耐水性に優れ、汚れに強く、水拭きをするだけの手軽な手入れできれいになります。水廻りに適し、清潔感ある空間となります。
十日町の養蜂場から取り寄せた蜜蝋と純正荏油を調合した蜜蝋ワックスは、とても安全な天然ワックスで、簡単にお手入れできます。
Jパネルとは国産杉を木の繊維方向がクロスするように三層貼り合わせた構造パネルです。床下地や造作材に使用します。
ホウ酸塩鉱物による防蟻処理を行い、シロアリ被害から家を守ります。人やペットに安全で、半永久的な防蟻効果が期待できます。
家を一棟建てるには大工をはじめ様々な職人の手の仕事が必要です。工業的に生産される建材や木材のプレカット技術などは現在なくてはならないものですが、それだけなく、一棟ずつ条件の異なる敷地に合わせそれぞれの家をかたちづくっていくために、たくさんの人の手が関わっています。
大切な家づくりを担うのは自社大工・専属大工。現場担当者と密に連携をとりながら、家の細かなところも丁寧に仕上げます。性能面を考えるときも、計画段階で計算できる断熱性能と違い、高い気密を確保するためには現場での施工精度が欠かせません。これを実現しているのもまた大工の手です。
地盤調査から始まり、基礎、足場、板金、配線や配管、左官、外構や内装の仕上げに至るまで、家づくりに必要な仕事は多岐に渡ります。また家が土地に根差すという性質上、地域にこれらの担い手が必要です。私たちは地域の信頼できる職人の手を借りて、家づくりをしています。
デスクや収納棚、造作のソファなど、そこにあることで家族の居場所ができるような造り付けの家具を住まいの一部として提案し、大工職人の手で作り上げています。暮らしに合わせて使い勝手を自由に設計でき、空間にぴったりと馴染む家具。細やかな仕事を私たちは得意としています。
木と自然の素材を生かした家を、
確かな技術で施工します。
住まい手と土地を結ぶ家をつくる
設計のこと。